お取引の流れ&お支払方法

一般的な流れを以下に掲載いたしております。
お支払い方法に関しましては、銀行振込, 締め払い対応の請求書(法人)を取り扱っております。
※ 締め払い対応の場合、データ納品後の後払い方式です。お気軽にご相談いただけたら幸いです。

A, 初期診断作業は無料です。また、お見積後に作業可否を選択できまして、キャンセルの場合でも請求はありません。
※ 初期診断作業は症状の断定および、データ復旧費用のお見積を行います。
B, データ復旧作業は4日以内を目処に対応いたしております。緊急対応もできますので、必ずご発注前にお申し付けください。
※ プラッタ系統の障害はデータ復旧にお時間を要する傾向があります。しかしながら、1バイトでも多くのデータを復旧いたします。
C, データリストをご拝見いただき、データが見当たらない場合はキャンセルできます。この場合も請求はありません。
D, 復旧いたしましたデータは14日間保管いたします。この期間を過ぎますと、完全に消去されますので再納品不可となります。

お取引の流れ

ハードディスクの内部に関しまして

HDD内部 HDD内部

該当箇所各部名称役割
1番強力な磁石ヘッドを動作(シーク)させる為に必要となります。
2番プラッタディスク部分をプラッタと呼び、磁性体によりデータの読み書きが行われます。
複数存在する場合は、多数のヘッドを同時に動かしまして、読み書きを行っております。
3番アームスライダを先端に取り付け、データの読み書きを行います。
4番端子電子制御基板と本端子で繋がります。
5番スライダ小さいスライダ内に磁気ヘッドが組み込まれていて、データの読み書きを実施する部分です。
非常に小さく軽量なのですが、それがハードディスク高速化へと繋がっております。
6番軸(軸受)プラッタを水平に回転させます。
※ 主流は流体を利用する流体軸受となっております。
7番コイルヘッドを動作(シーク)させる為の力を生み出します。磁石と組み合わせまして、ボイスコイルモータと呼ばれております。

HDD内部は非常に繊細にできております。写真にある名称は一部分で、更に沢山の部品で構成されております。
これらが一つでも狂うと動作しなくなり、予備もありません(代替セクタは除きます)。この点がHDDで一番怖い点だと思います。

このHDDはCSS方式で稼動しており、
CSS方式はSeagate社、Maxtor社(Seagate社にHDD部門買収)、WesternDigital社、Samsung製の3.5インチHDDが採用となっております。

CSS方式:スピンアップ、スピンダウンを内側の退避ゾーンで行う方式
CSS方式は回転が停止している状態ではヘッドがプラッタに接触しているのが特徴です。

一方、HITACHI製、各社2.5インチ、1.8インチHDDはランプ・ロード方式で稼動しております。
※ なお、WesternDigital製の1.0TB(3.5インチ型)以降はこちらの方式に変更となったようです。
ランプ・ロード方式(またはロード・アンロード方式):ランプと呼ばれる部品にヘッドを格納する方式。

ディスク外部にランプと呼ばれる部品を配置し、この場所にヘッド部分を格納いたします。
ランプ・ロード方式は回転停止に外部へヘッドが離れる為、接触がありません。
※ スライダの調子が悪い場合、ランプロードでもヘッド退避の際、外周部に触れる場合があり、
その影響による傷が存在しているHDDもありまして、この場合は復旧難易度が高くなります。

CSS方式の場合、触れても大丈夫な特別領域範囲内であれば、 基本的には接触しても問題はありませんが、その分衝撃に弱くなります。
つまり強い衝撃の際、ランプ・ロード方式では外部にヘッドが退避しており影響はありませんが、
CSS方式の場合はこの特別領域内でもスライダ(ヘッド先端部分の部品)が押し付けられ、プラッタ、ヘッド両方にダメージが加わります。
実際そのような衝撃で、この領域内に傷、または吸着したご依頼物件が多いのも事実です。

CSS方式の利点は、スピンダウンのときヘッドが特別領域内で落ち着く際、接触の軽い衝撃でスライダの汚れを掃除する効果があるようです。
但し、スライダ損傷を起こしている場合は、大きな変形を起こして復旧を難しくします。

このような衝撃の誤差ですら許されませんので、 故障した場合は、故障した部品が更に別の箇所を破壊する2次的破壊が後を絶ちません。
故障直後であればこのような破壊はないのですが、自分自身で色々と試されたり、他社診断等でこのような破壊が多く、
このような2次的破壊が起こった場合、データ復旧率は極端に下がる傾向にあります。


ヘッド先端に関しまして(簡単にご説明、特に間隔が狭い点をご確認ください)

HDDヘッド、プラッタ、ジンバル HDD内部

図の中央灰色は「プラッタ」、上下の黒い四角が「スライダ」、スライダを支える「ジンバル」、
ジンバルの先端に付いている棒状のものは翼、煙草の煙を示す青丸となります。(実際は非常に複雑な形状をしております)

プラッタとスライダの間隔よりも、煙草の煙の方が大きい事が分かると思います。 また、ジンバルとスライダとの接続も水平ではなく、
全てのバランスを保てて、ようやく正常動作に至ります。 落下等を起こしますと、静止していてもこの状態が崩れます。それが故障に繋がります。

HDDとスライダ(ヘッド先端)の間隔は、煙草の煙の粒子すら通れないほどの間隔です。
HDD内部は「真空」と思われているお客さまが多いのですが、真空では動作いたしません。 この間隔を作り出しているのは、実は「空気」です。
プラッタ上に生じた流体(空気)に、一定の力で物体を押し付けると、
一定の間隔で浮遊します。これをアームで動かす事で、物体が移動します。
この構造上、内部は非常にクリーンです。このクリーンさを保つのにクリーンルームが使われております。

このときに生じる空気の層は非常に固いのですが、それはスライダがバランスを保っている間で、
それが崩れればこの機構はすぐに破綻し、プラッタ接触となります。
また、HDD内部で化学反応を起こし、ヘッドクラッシュの原因となる固形物の発生や、
アームに生じた錆(固形物発生)、気圧変化による水分を含んだ外部空気進入、
潤滑油劣化による寿命など、複合的な原因が重なる場合も多いです。
ヘッドクラッシュを生み出す固形物を活性炭などで除去する機構になっておりますが、
運悪くスライダとプラッタの間に入り込んだ場合、ヘッドクラッシュを起こします。
プラッタは7200rpm(1分間に7200回転)により高速回転しております。壊れたヘッドの接触により簡単に傷が入ります。

論理障害に関しまして

フォーマットしますか? お持込はこちらよりどうぞ

急に「フォーマットしますか?」、「ディレクトリが壊れています」・・など、エラーメッセージが表示されます。
ファイル構造の不整合や、読み取れないセクタ(読み書き不能セクタ)が原因で起こりまして、この段階であれば間違いなくデータは大丈夫です。
以下の行為は救えるデータを破壊する恐れがありますので、ご注意をお願いいたしております。
・スキャンディスク、チェックディスク(壊れたディレクトリ構造を、正常な部分に上書きして壊してしまいます)
・最適化(デフラグ)はさらに状況を悪化させてしまいます

物理障害に関しまして

ヘッドクラッシュ 担当の木村

読み書きを行うヘッドと呼ばれる部品が破損する事をヘッド破損(ヘッドクラッシュ)と呼びます。
この状態からのデータ復旧は、破損した部品を交換する以外に復旧方法はなく、
さらに、破損後の電源投入は、プラッタ破壊を起こしますので注意が必要です。
データ復旧率はプラッタ表面の状態に大きく依存いたします。